マメ科の植物バタフライピーを活用したバイオテクノロジー企業 株式会社バタフライピー研究所(本社:沖縄県那覇市、代表取締役社長:王 鵬龍)は、大同火災海上保険株式会社(本社:沖縄県那覇市、取締役社長:松川 貢大)、株式会社ジャパン・フラワー・コーポレーション(本社:富山県射水市、代表取締役社長:松村 吉章)、スペースシードホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:鈴木 健吾)および株式会社むすひ(本社:沖縄県那覇市、代表取締役:比嘉 梨香)を引受先とした第三者割当増資による資金調達を実施したことをお知らせいたします。
● 資本業務提携の背景と今後の展開
今回の第三者割当増資で調達した資金を活用して、研究開発体制を強化し、バタフライピーに関連する研究と付加価値の高い商品開発を加速させ、早期の社会実装(上市)を目指してまいります。また、各社と協力してバタフライピーの栽培技術や素材に関する研究開発を行い、弊社の企業価値向上を目指してまいります。
● 引受先からのコメント
大同火災海上保険株式会社 取締役社長 松川 貢大 氏
当社は「サステナビリティ経営の実践」を経営方針に掲げており、沖縄の地域課題をバタフライピーで解決するという企業ビジョンに共感いたしました。また、バタフライピーが持つバイオテクノロジーとしての成長ポテンシャルにも期待しており、バタフライピー研究所への出資を通じて、沖縄県発スタートアップの成長を後押しできることを嬉しく思います。当社は、資金提供にとどまらず、バタフライピー研究所の新産業化に伴うあらゆるリスクを包括的にカバーし、安心して革新に取り組んでいただける環境を提供いたします。また、脱炭素社会の実現に向けた取り組みも共に推進し、地域社会の持続可能な発展に寄与してまいります。これからの両社のシナジーにご期待ください。
株式会社ジャパン・フラワー・コーポレーション 代表取締役社長 松村 吉章 氏
花を通じて社会課題の解決に取り組む弊社として、バタフライピー研究所社の理念へ共鳴致しましてこの度の提携となりました。花文化創造企業を理念に掲げる弊社の花に関する知見やネットワーク、実績と強みをご提供することで、シナジー効果の創造に貢献して参ります。
スペースシードホールディングス株式会社 代表取締役 鈴木 健吾 氏
このたび、 バタフライピー研究所への投資機会を頂けて大変嬉しく思っております。バタフライピーに含まれる成分が、人への健康増進をもたらす機能の他に、バタフライピーを生産する際の特徴がリジェネラティブ(再生可能)な地域経済システムに与える好影響に大いに期待しています。個人的にも、ウェルビーイングに寄与する可能性のある沖縄発の取り組みの可能性を検証することに興味関心があり、積極的にバタフライピー事業の発展に協力させていただくつもりです。
株式会社むすひ 代表取締役 比嘉 梨香 氏
バタフライピーの可能性、そして王さんの情熱と実行力に期待を込めて出資させていただきました。”沖縄の地域課題をバタフライピーで解決する”というビジョンを実現しつつ、沖縄のみならず、日本、地球の明るい未来のために貢献してくれることを期待しています。
<株式会社バタフライピー研究所について>
2021年に沖縄県で創業、国内初のバタフライピーの大量栽培技術の確立に成功。「バタフライピーの供給を通じて、人と地球を健康にする」ことを企業理念とし、日本を中心としたバタフライピーの六次産業化を推進し、バタフライピーなどを活用した飲料・食品、化粧品等の商品開発・販売を行うとともに、バタフライピーに関する研究開発を行っています。
代表者:代表取締役社長 王 鵬龍
本社所在地:沖縄県那覇市銘苅2丁目3番1号
事業内容:バタフライピーの6次産業化、研究開発
設立:2021年2月
参考 ; バタフライピーとは
青い花が蝶の形に似ていることから「バタフライピー」と呼ばれ、和名を「蝶豆(チョウマメ)」といいます。抗酸化物質ポリフェノール「アントシアニン」が多く含まれ、高い抗酸化作用からアンチエイジング効果や、血液循環を向上させる機能による眼精疲労の予防が注目されています。天然色素で青く染めることが可能なため、着色料を使用せずにあざやかな青色が表現できることが特徴です。レモンやシークワーサーなどを加えると青から紫へと変色することから、SNSなどでも話題となっています。沖縄の青い海をイメージする青色から、沖縄の新たな県産品として注目されています。